5品種(ピコリーヌ・グロサンヌ・サロネンク・ベルゲット・ヴェルダル)のオリーブを
あえて、4-5日寝かせて少し成熟させる珍しい製造方法です。
それがゆえに「カカオやトリュフのような香り」と称される”成熟したオリーブ”のまろやかで立体的な深い香りを引き出し、口の中で残る香りの長さが特徴です。
またエキストラバージンの基準である酸度0.8%以下というEU基準をクリアをしています。
しかし、成熟した独特な香りの為、エキストラを名乗ることができませんが、エキストラの名にこだわらず、この芳醇な香りを重視しました。
プロヴァンスの香りを存分に味わっていただくために加熱せずにご賞味くださいませ。
【5品種のオリーブ特徴】
- ピコリーヌ:小さくて尖った形の実。バレ・デ・ボー・ド・プロバンスにもあるが、どちらかというとガール県(隣の県)の典型的な品種、オイルに強い香りとほんの少しだが苦みを与える。
- グロサーヌ:ふっくらした大きな美しい実。グレープフルーツのような香りで、オイルは甘みがある。樹は頑丈で実がなるのに時間がかかる。特にボードプロバンスの土壌とかかわりの深い品種
- サロネンク(=プロバンスのサロンという意味):乾燥に強い樹。オイルになめらかさをもたらす。
- ベルゲットまたはアグランドー:オイルは青みが強く激しい。それによってオイルの保存期間が長くなる。
- ヴェルダル:ブッシュ・デュ・ローヌ県の典型的な品種。寒さに強い。実は長い。
”AOPの取得”
AOP(ヨーロッパの公式な認証。伝統的な食品で原産地を保障するもの)を取得しており、品質や特徴、土壌、生産者のノウハウ、先祖代々受け継がれてきた歴史や評判を保証しています。